角田 光代 著
(中公文庫)
最近深夜のNHKを見るのが習慣化してます。
ツイッターを用いて意思疎通の双方向化を目指しているようですが、
何故か逆にアナログっぽいというか、一瞬垣間見える送り手の人間臭さが
却って新鮮な感じが。
ニュース番組って、結構キャスターの会話やしぐさ、人柄(実際には会ってないのにね)
をみて選択している人も多い気がする。
内容だけだと、最近どのチャンネルのニュースも似たような構成(ワイドショー的)だから。
最近で言えば、bizスポの3人の関係が、かつての「筑紫、草野、佐古」トリオの23のような
適度な均衡がとれた雰囲気でよかったけど。
(久米さんの番組とはまた別の意味で)
23時台には実現できないであろう番組の今後に期待。
と、話を本題へ。
不倫相手の娘(赤ちゃん)薫こと恵理菜を誘拐し、
3年半の逃亡中、
実の母親のごとく、薫に愛情を注いだ女、希和子。
それから10数年。
大学生になった恵理菜が、気がつけば、
仮の母、希和子と同じことを繰り返し…
そんな話です。
登場する男性は不倫相手に、「妻とは必ず別れるから」
と言っておきながら、妊娠すると態度が一変。
一方、妻がいる事実を分かっているのに、
わずかの望みを断てず、好きになった男を信じて、別れられない女。
それにしても母は強し。
周囲の状況がどうであれ、理屈がどうであれ、
自己を犠牲にしても、我が子を守ろう、育てようという意思は
父親のそれを遥かにしのぐ。
実際に母親になった者にしか分からないことなんだろうね。
実子を殺してしまう事件もある昨今、
犯罪者ながら、4歳まで薫を育て上げた希和子には親なら、
「有難う」と言うかもしれないな。
それ位同情したくなる希和子の人柄。
以前よんだ角田さんの作品でもそうだけど、
若い女性が喫煙する場面が出てくるが、
個人的には、器が小さい人間だからだと思うが、
多面的寛容的に見ようとおもっても、やはり興冷めしてしまう。
薫には幸せになって欲しいけど、
タバコやめられるのかなあ…
いろいろと話題の小豆島。いいところなんだろうなあ。
黄昏時、褐色の瀬戸海を一度でいいから眺めたい。
うちの田舎もいいところだったんだけどなあ。
何もないけど、夏涼しく冬もそこそこ温暖で。
魚も美味かったし。平目とか。
こないだ宍道湖産のシジミ食べた。
時間がどんどん過ぎていく…
今回もいつも通りまとまりきれずに終了。